自炊レポート:23/05/16

昨日3000字書いて懲りたと思ったのだが、残しておきたいことが出来たので今日も新規投稿ページを開いている、私のキャパ∧社会人の時間の無さではなかなかサモサとパイの地図について書くフェーズにいけないが…

夜:暫定中華系フィーリング丼

ある程度食べたい方向性が決まっているけど考えるリソースがないときにありがちな一直線で適当に突っ込んで味を見ながら調味していく系のザ・自炊メニュー。

わたしの発想の発端は①中華丼が食べたい②そろそろ皮蛋を食べたいの2点だった。いわゆる八宝菜的中華丼に皮蛋を入れても面白くないので、「中国料理」っぽさを出す必要があったが、自炊の制約として、1食で色々な具材(栄養)を取る必要もあったし、あまりちゃんと既存文化を参照する気もなかった。

ところで昨日、高校同期がSNSに「雑自炊、適当に醤油と酢と味醂を入れて味を調えがち(大意)」といった投稿をしていた。醤油・味醂はドメジャーだと思う(出汁と並んで手抜き用万能調味料の代表格たるめんつゆの主要3要素である)が、わたしは酢が雑自炊で多用されるイメージがあんまりなかった。該当ツイートは共通のFFから同意を得ていたので、特異的な話ではないらしい。…という話を中国料理路線の雑自炊をどうやって作ろうか考えていたときに思い出した。そういえば、テレビ取材用の特殊レシピ「酸辣湯ラッサム」を開発したときに使うかもしれないと購入して、結局それを使わずともあまりに中華側に寄りすぎるということで使用を取りやめ封すら開いていない黒酢が調味料置き場の奥に鎮座していた、一つハズすアイテム、これだ。

あとはいつもの既製スープ1/2以下ルールと塩分濃度計算に従って適当に作ったら、なかなか新しい感じの自炊に丁度良い=QOLを有意に増加させるが情報量が多すぎて疲れることもない新丼メニューが出来たってワケ(といいつつ、何も調べてないので車輪の再生産である可能性はある。)なるほど、酢を使うとパワーで押す単調な軸から外れるし、この手の使い方だと思っていた役割だけじゃなくて案外コクや深見が出たりする、新たな学び。

構成

ご飯 3/4合

冷凍豚バラスライス 80g程度
冷凍ピーマン 適当
冷凍菜の花 適当
冷凍ゴボウにんじんミックス 適当
冷凍エビイカミックス 適当
皮蛋 1個

水 150mL程度
ユウキの科学調味料無添加貝柱出汁 小3/8
醤油 大0.9程度
黒酢 小1程度
とろみ上手 3ふり

ちなみに、皮蛋が食べたいところからそれに合う味を探したハズではあったが、この構成だと皮蛋とイカには必然性が無かった。不味いわけではないが、この味だと食感は控えめのほうが素朴で楽しい。